リゾットに合う野菜5選!~栄養面も徹底解説~

どうも!nutrthの春日井です。

リゾットは美味しい。しかも意外と短時間で作れる。

ただ、欲を言えば野菜を組み合わせて栄養面でも安心して食べられると最高。

そんな声が当ブログを訪れた多くの方から聞こえてきました!

ということで今回はズバリ、”リゾットと野菜、何を組み合わせたら良いのか”問題について解説していきたいと思います。

言われてみれば、カレーやシチューに使う野菜と言えば、じゃがいも、にんじん、玉ねぎなど何となくイメージはつきますよね。

ただ、リゾットに合う野菜は?と言われてピンと来る人は少ないのではないでしょうか。

【この記事を読むとこんなことが分かります】

  • リゾットに合う野菜ってなんだろう?
  • 野菜を組み合わせると栄養価は一体どうなる?
  • 野菜嫌いの子供にも野菜を美味しく食べて貰うには

今回は苦手な子供も多い野菜について解説していきます。

リゾットと上手に組み合わせて子供の好き嫌いも無くしていきましょう。

リゾットに合う野菜5選

「リゾットに合う野菜って何だろう?」が今回のテーマですが、まずは結論です。

【おすすめの野菜5選はこれ!】

  1. トマト
  2. ほうれん草
  3. にんじん
  4. ごぼう
  5. だいこん

今回、リゾットに合う野菜として5つ選びました。野菜嫌いの子からしたら、悪魔のラインナップかもしれませんね。

では、それぞれの野菜がなぜリゾットに合うのかについて詳しく解説していきます。

トマト

リゾットの組み合わせとしては割とポピュラーな野菜ではないでしょうか。

リゾット=イタリア料理と捉えれば、ピザやパスタと同じ。

それぞれトマトを使っているメニューは定番になっているかと思います。

リゾットは全般的にクリームやチーズを使っている為、トマト特有の酸味がマイルドになり丁度良いアクセントになります。

【栄養面での組み合わせメリット】

トマトの栄養面での特徴として、ビタミンA(に変化するβ-カロテン)が多く含まれています。

リゾットに不足しやすいビタミン類を補完してくれるので、栄養面で見てもリゾットにトマトを組み合わせることでバランスが良くなります。

ほうれん草

ほうれん草は刻んで入れても良し、ひと手間加えてペースト状にして加えても良し。

ほうれん草特有の鮮やかな緑色がリゾットに彩りを加えてくれます。

味についても、リゾットと組み合わせることで特有の苦みを弱め、ほうれん草本来の甘みを感じやすくなります。

【栄養面での組み合わせメリット】

ほうれん草の特徴は鉄分が多いこと。女性でお困りの方も多い貧血対策にバッチリ。厚生労働省の情報発信サイトでも記載されている通り、鉄分が接種できる食材の上位に位置しています。

にんじん

にんじんはトマト同様、鮮やかな色味が食欲を刺激します。

苦手な子供の多いにんじんをすり下ろしてリゾットに混ぜているレシピも多くネット上に掲載されています。

にんじんが苦手な理由はにおいや食感、甘み(味)などそれぞれですが、すり下ろしてリゾットに混ぜればこうした問題はすべて解決できます。

【栄養面での組み合わせメリット】

にんじんにもトマト同様、β-カロテンが多く含まれています。

他にも高血圧を予防するカリウムや便秘解消の強い見方、食物繊維も含まれています。

ごぼう

リゾットにごぼうと驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、リゾットを和風で作った場合には相性バッチリ!

ごぼうをささがきにしてリゾットと合わせると独特の食感が良いアクセントになります。

きのこと組み合わせれば気になるカロリーも抑えることができます。

【栄養面での組み合わせメリット】

ごぼうを組み合わせるにあたり、特筆すべきは食物繊維の多さ。

最近の日本人は食物繊維の摂取不足が指摘されています。

摂取目標は一日あたり18~64歳の男性で21g、女性で18g以上となっていますが、14g前後に留まっています。

ぜひリゾットにごぼうを組み合わせて食物繊維不足を解消しましょう。

だいこん

ごぼう同様、だいこんもリゾットとの組み合わせは意外と感じる方がいらっしゃるかもしれません。

ですが、加熱することで味のクセが少なくなるだいこんはチーズと組み合わせたり、和風に寄せたりと意外に万能選手だったりします。

【栄養面での組み合わせメリット】

大根にはビタミンCが多く含まれており、老化や免疫機能の低下を防ぐ抗酸化作用が期待できます。

ビタミンCは水溶性で水に溶けやすいので、リゾットに混ぜて漏れなく摂取したいものですね。

まとめ

今回はリゾットと野菜の組み合わせについて解説してきました。もちろん、相性の良い野菜は他にもたくさんありますので、ぜひ皆様でもベストの組み合わせを探してみて下さい。

Ps.和風リゾットは”和ゾット”がおすすめ

ごぼうやだいこんと言った和風リゾットっていったいどんな味だろう。

栄養バランスの良いリゾットを簡単に食べられたら良いのに…そんな方には女性の管理栄養士監修で作られた”和ゾット”はいかがでしょう。

材料は商品と残りごはんを合わせて温めるだけ!

たった5分で具沢山のスープごはん、和ゾットのできあがりです。

管理栄養士というプロ目線に加えて、女性が日頃から感じている「あったらいいな」を現実化した商品。

無添加で優しい味付けなので「ちょっと小腹が空いた」なんて時にも最適です。

商品が気になる方はぜひリンク先をクリック!

チーズリゾットに合う具材を紹介します!

なとりすの【ヒラーノ】です!

暖かい料理で身も心もホッとしたいですよね。

そんなときに暖かくて食べ応え抜群なリゾットはピッタリ。

その中でも今回は、濃厚でクリーミーが売りのチーズリゾットの具材に注目。

1.チーズについて

まずは、チーズリゾットを作るうえでとても重要な「チーズ」についてご紹介します。

・チーズの基礎知識
人類最古の食品ともいわれるチーズ。

紀元前3500年頃のメソポタミア地方で誕生したのち、ヨーロッパやシルクロードに沿って各地へ伝わり、現在でもそれぞれの土地にあった、個性豊かなチーズが世界各地で作られています。

その数はなんと1,000種類にもおよぶといわれています。

チーズ生産国第3位(ちなみに1位はアメリカ)のフランスでは「1村に1チーズあり」といわれるほどなんだとか。

・チーズの種類
チーズは大きく分けて
 ・ナチュラルチーズ
 ・プロセスチーズ
の2種類にわけることができます。

ナチュラルチーズ

ナチュラルチーズは、牛や羊などの乳に乳酸菌といった菌を加え、乳成分(=タンパク質)を固め、ホエイの一部を取り除き、加えた菌を発酵・熟成させつくったものを指します。

乳、加える菌、大きさ、形、時期などで味やおいしさが全く異なるので、現在わかっている種類でも1,000種類以上あります。発酵・熟成しているので「生きた食品」とも言えますね。

プロセスチーズ

プロセスチーズは、先程紹介したナチュラルチーズを加熱し、溶かし乳化させ固めたものです。

ナチュラルチーズしかなかった20世紀初め「世界中、どこでもおいしいチーズが食べられるように」という願いから、1911年スイスのGerber社が開発しました。

最大の特徴は保存しやすく、長持ちで、味や風味を変えられること。

現在、日本で売られているチーズの約半数がプロセスチーズです。知っていましたか?

〈ちょっと小話〉 チーズの伝説
むかしむかし、あるアラビアの商人が砂漠地帯を旅しておりました。

砂漠地帯ですので当然水はすぐに手に入りません。

頼みは羊の胃袋でできた水筒にある乳でした。

途中、のどが渇いたので、水筒を傾けて飲もうとしますが、一向に乳は出てきません。

不思議に思った商人が水筒の中を除いてみるとなんと白い塊が。

恐る恐る白い塊を食べてみると、とてもおいしかったとか…。

実は、この白い塊こそがチーズの原型だと言われています。

チーズとは、偶然が重なってできた奇跡の一品なのかもしれません。

2.チーズリゾットに合う具材

チーズに詳しくなったところで、いよいよチーズリゾットに合う具材をご紹介。

The・王道「ベーコン」

レシピを検索したらまずでてくるのは、みんな大好きベーコン。
コクのあるチーズと塩気がきいたベーコンは相性抜群。

旨味たっぷり「キノコ類」

同じ菌によってつくられているキノコとも、チーズリゾットは相性抜群。
キノコは一度冷凍してから使うと、長く保存できより旨味が増すんだとか。

今日は豪華にといったらコレ「シーフード」

やはり外せない、海の幸。豪華に見せるのならシーフードはいかが。
冷凍のシーフードミックスで作ると時短でおいしく華やかに。

色彩鮮やか「ほうれん草」

緑黄色野菜の一つであるほうれん草は栄養満点。12-1月が旬なので甘くておいしい
ほうれん草を入れて彩り鮮やかに。

番外編
・昔は金と同じ価値!?一振りで味が決まる「胡椒」

中世ヨーロッパでは金と同じ価値があった胡椒。
盛付の最後に一振りすることでワンランク上の味に。

・和と洋のマリアージュ「味噌」

チーズフォンデュの隠し味として使われる味噌は、チーズリゾットでも言わずもがな。
オススメは白味噌。

3.おわりに

今回は、チーズリゾットに合う具材を紹介しました。いかがだったでしょうか。
皆さんが想像していた具材は入っていましたか。
チーズリゾットを作る際にはぜひ参考にしてくださいね。

インスタ映え間違えなし!各種リゾットに合う具材5選

なとりすの【ポヨさん】です!

お米を使ったアレンジ料理であるリゾット。

めんつゆやだしを入れれば和風に、チーズやトマトを使えば洋風に。

作り方によってはとても簡単にできるリゾットですが、見た目がシンプルになりがちですよね。

作った料理をInstagramにアップされる方やインスタ映えをさせたい方におすすめの、リゾットに合うインスタ映え具材を和風系、トマト系、チーズ系のリゾットに分けて5つご紹介。

トマト系リゾット

カマンベールチーズ

1つ目はカマンベールチーズ。

言わずと知れたトマトとチーズの相性の良さ。

トマトリゾットの仕上げに粉チーズを振りかけるのは定番ですが今回のテーマはインスタ映え。

大ぶりのカマンベールチーズをリゾットの上に乗っけてしまいましょう。

さらなるインスタ映えポイント!

表面に焼き色を付けて切れ目からとろ~っとチーズがとろけるような状態が最高。

焼き色の付け方!

・オーブンの場合

アルミホイルにカマンベールチーズを乗せて予熱ありの230度で2~3分ほどで焼き色が付きます。

・魚焼きグリルの場合

魚焼きグリルでも焼き色を付けることはもちろんできます。

オーブンとは違ってこちらは直火になるので、表面が焦げすぎないようにしっかりカマンベールチーズの様子を見守っていてあげてください。

・フライパンやスキレットの場合

カマンベールチーズを乗せ両面を焼き色が付きまで焼きます(オリーブオイルを敷いて、もOK)。

ぐちゃッとチーズを上から潰さない限りチーズが溶け出してくることはないのでご安心を。

和風、チーズ、トマトリゾット

きのこ

次におすすめするリゾットに合うインスタ映えの具材はきのこ類。

下に貼り付けてあるしめじがリゾットに乗っている写真、映えて見えますよね(写真については記事の最後でご紹介)。

しめじだけでなく秋に向けた季節だと舞茸やエリンギ、ちょっとリッチに松茸なんかももちろんリゾットとの相性もばっちりです。

写真を真似して作ってみて下さい。

温泉たまご

お次にご紹介するのは温泉たまご。

リゾットの味付けを選ばずどんな種類のリゾットにも合いそうですよね。

たまごを割ってとろ~りさせればインスタ映え間違いなし。

上の写真に温泉たまごを乗せても美味しそうですし、見た目も良いですよね。

温泉たまごの豆知識

卵の摂取の中でも卵の栄養成分を体内に最も効率よく吸収させられるのが温泉たまごと分かっています。

ビタミンB群やレンチンは熱に弱く加熱するとそれらが減少していってしまうため、加熱時間が短い温泉たまごはその減少を最低限に抑えることが可能です。

特にタンパク質に関しては、生卵の体内への吸収率が51%であったのに対し、温泉たまごの場合は91%とかなり大きな差があります。

なのでインスタ映え以外の観点でも温泉たまごは是非おすすめです。

チーズ系リゾット

カリカリベーコン

インスタ映えするおすすめ具材の4つ目はカリカリベーコンです。

カルボナーラなどのチーズ料理にカリカリベーコンは相性抜群なのは皆様ご存じのはず。

トマト系のリゾットにももちろん相性はいいですがインスタ映えの観点で見ると、白いリゾットとカリカリベーコンのコントラストがベストかと思います。

トマト、和風系リゾット

海鮮類

数ある海鮮類の中でもホタテ、ムール貝、アサリが特におすすめ。

1つ1つの具材が大きいため見る人の目を引きます。

また海鮮の具材から染み出る出汁でリゾット全体を美味しく仕上げてくれます。

nutrthの「和ゾット」

実はページの最初にあるしゃれなリゾットの写真、あれナトリスの「和ゾット」っていう商品なんです。

とてもレトルトには見えないクオリティを5分ちょっとで食卓に並べることができます。

またその味のレパートリーはなんと6種類もあり和洋のテイストを揃えています。

今夜気合を入れて作りたい別の一品がある時やご飯を作る気力がない時なんかに、レンジでパッと一品が出来上がり。

ベースのリゾットはパパッと作っちゃってあとはインスタ映えの工夫をするだけ。

さらに嬉しいことにナトリスはパッケージもおしゃれなため一緒に写真に収めてあげるだけでインスタ映えしちゃいます。

一度なとりす通販サイトを覗いてみて是非一度和ゾットを試してみて下さい。

通販サイトリンク(https://nutrth.jp/

リゾットにぴったりの副菜はこれ!栄養価を上げるための素材選びのアドバイス付き

なとりすの【ジョコ】です!

リゾットと言っても作り方や使っている食材、リゾットの種類など様々ありすぎるため、今回はリゾットのレシピの紹介をし、そのリゾットにマッチしている副菜を栄養価とともに紹介していきます!!!
この記事を読むだけで今晩の献立が決まるかも!?

【①トマトリゾット編】

リゾットと言えばトマト!と連想したそこのあなた。こちらのレシピを参考にして一度料理してみてはいかがでしょうか。レシピはこちら(https://cookpad.com/recipe/3362144

今回はこのレシピで作ったあなたに向けて
①前菜
②スープ
③副菜
の順で紹介していきます!!!

まずトマトリゾットのベースとして使用されているトマト。
このトマトにはご存じのとおり「リコピン」が多く含まれています。簡単に言うと、抗酸化作用が多く含まれていて老化やがんのリスクを抑えてくれます。このリコピンの成分をより接種しやすくしてくれるものとして「レシチン・油脂」などがあげられます。これらを使った副菜レシピを簡単に紹介していきます。

それではさっそく前菜から紹介していきます!
「①イタリアンソースでたっぷり野菜の蒸し鶏」です。レシピはこちらから↓
https://www.kurashiru.com/recipes/8e08ce06-d6ce-4e7a-96f5-5270c518664e
リコピンを、助ける成分として「レシチン」があげられます。
レシチンは主に鶏肉や大豆製品に多く含まれています。上記の料理は15分くらいでサクッと作れるかつなんと材料費が400円前後とお手軽に作ることが出来ちゃうんです。
前菜部門として付け合わせで作ってみてはいかがでしょうか。

次に前菜ときたらやっぱりスープが必要ですよね。トマトリゾットに合うスープがあるんです。
「②ブロッコリーとお豆のコンソメスープ」です。レシピはこちらから↓
https://daidokolog.pal-system.co.jp/recipe/7871
前菜の時に説明したようにレシチンは大豆製品に多く含まれているため大豆がメインのコンソメスープがおすすめ!さらにブロッコリーやレシピ内には記載がありませんがキャベツを入れることでリコピンとの組み合わせもよく血行促進などの追加効果を得ることができます。

最後に必要なのは副菜ですよね。これまたトマトリゾットにピッタリな副菜が存在しています!
「③きのこのアーリオオーリオ」です。レシピはこちらから↓
https://oceans-nadia.com/user/502835/recipe/429621
ここまで読んでくださっているあなたはもう気づいていますよね?!
なぜこちらのレシピがいいかというと「油」なんです。リコピンは油脂とともに接種することでより大きな効果を得ることができます。油脂と言っても動物性ではなく、植物性の油脂と一緒に接種することがポイントになります。

【②クリームリゾット編】

リゾットと言えばクリーム!と連想したそこのあなた。こちらのレシピを参考にして一度料理してみてはいかがでしょうか。レシピはこちら
https://www.kurashiru.com/recipes/fd64de0d-de61-4ef4-8dc9-e97ff808acca
今回はこのレシピで作ったあなたに向けて
①前菜
②スープ
③副菜
の順で紹介していきます!!!
まずクリームリゾットのベースとして使用されている牛乳。この牛乳にはご存じのとおり「カルシウム」が多く含まれています。このカルシウムには骨粗しょう症を予防したり、精神を安定に保つ役割があるといわれています。

それでは早速クリームリゾットに合う前菜から紹介していきます!
「①蒸し鶏と海藻のサラダ」です。レシピはこちらから↓
https://delishkitchen.tv/recipes/174851116658328657
カルシウムの吸収をよくするものとして「マグネシウム」が良いとされています。
マグネシウムを多く含む食べ物として海藻類が有名です。そんな海藻類を使った料理を作ってみてはいかがでしょうか。レシピ内のドレッシングは中華風ですが、イタリアンや胡麻ドレッシングでお好みにしてみてもいいと思います。

次にクリームリゾットに合うスープを紹介!
「②ソーセージとキャベツのチーズスープ」です。レシピはこちらから↓(https://www.kurashiru.com/recipes/443e4e64-dbd7-4e3c-aab4-3ef662db432b
カルシウム吸収のお助け成分として「カゼイン」もあげられます。カゼインは主に乳製品に含まれているため牛乳を使った料理を作ることでとることもできますが、クリームリゾットからではなくて副菜にもカゼインを取り入れたいよ!というあなた。こちらのレシピを参考にしてみてはいかがでしょうか。

最後に副菜の紹介をします!
「③イタリア風・鮭のムニエル」です。レシピはこちらから↓
https://topics.tbs.co.jp/article/detail/?id=15298
カルシウム吸収に欠かせないのが「ビタミンD」です。
ビタミンDは基本的に魚類に含まれていることが多いです。そこで今回は特に多く含まれているサーモン料理を紹介しました。

まとめ

今回は大まかに「トマトリゾット・クリームリゾット」を作りたいあなたに組み合わせとしてどんな料理が最適か、栄養価の面で紹介してみました。
今回の組み合わせで作っていただくことでとトマト・クリームリゾットを食べるだけでなく栄養面でもバッチリになること間違いなしです。
ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

リゾットに合うおすすめのキノコ〜栄養価についても解説〜<後半>

前半では、キノコの栄養素とスーパーなどで手に入れやすいキノコの特徴やポイントについて解説しました。低カロリーでヘルシーなだけでなく、健康にも美容にもよい栄養素がたっぷりつまっているスーパーフードであるキノコ。まだ前半を読まれていない方は、こちらから。
リゾットに合うおすすめのキノコ〜栄養価についても解説〜<後半>

後半では、リゾットにキノコを使うポイントや、栄養素をしっかり吸収するためのポイントなどを解説します。キノコのポテンシャルを最大限活かすのに、リゾットは最適ですよ。

リゾットにキノコを使う時のポイント

キノコは旨味が多いので、野菜のスープ(ブイヨンなどで作ったものも含む)がなくても、お湯だけでも美味しくできます。また、旨味や香りの強い食材は塩分が少なくても物足りなさを感じにくいので、調味料も少なくてすみます。塩分を気にしている方や健康に気を遣っている方にも、ぜひ使っていただきたい食品です。

種類にもよりますが、キノコは油を吸いやすいので、全体を手早く炒めるのがポイントです。リゾットを煮ているフライパンとは別のフライパンで炒めて、リゾットを煮ているフライパンに入れるとよいです。そして、キノコを炒めたフライパンにお湯を入れて、旨味と香りをリゾットのフライパンに加えるようにしてください。

やらない方がよいこと

■細かく刻みすぎない方がよい
食べる前に細かくしすぎたり、ミキサーでペーストなどにしてしまうと、食物繊維が壊されてしまい、整腸作用が薄れてしまいます。きのこは包丁で切るのではなく、なるべく大き目に手で割いてから調理をするのがお勧めです。

■洗わない方がよい
栄養素であるビタミンB郡、カリウムが水溶性のため、洗うとビタミンや風味が損なわれてしまいます。ペーパータオルなどで軽く拭くだけで大丈夫。下ごしらえが簡単なのも利点ですね。

冷凍すると、更に栄養素アップ!?

意外かもしれませんが、冷凍するとキノコの栄養素を更に引き出すことができるんです。冷凍することで、キノコの細胞が破壊され、中の酵素の活動が活発になります。グアニル酸、グルタミン酸、アスパラギン酸といったアミノ酸が生の状態の3倍も増えます。この3つのアミノ酸類は旨味成分でもあり、味も良くなります。

えのきやしめじ、エリンギなどは食感が変わってしまうというデメリットはありますが、代謝効果がアップしますし、美肌効果も増します。えのきやしめじ、エリンギなどはコリコリッとした食感が美味しさの1つだと思うので悩ましいですが…。軽く水洗いをして、しっかり水気をとり、密封できる容器やジッパー袋に入れて冷凍庫へ。冷凍で1ヶ月ぐらいもつので、時短にもなりますね。

一度冷凍を試してみて、やっぱり食感が大事と思えば、冷凍ではなく生のまま使えばいいと思います。お伝えしてきた通り、そのままでも栄養たっぷりですからね。

世界三大美女の楊貴妃も食べていた?

古代ローマでは神々の食べ物として、古代エジプトでは王族しか食べることを許されていなかったと言われています。中国では秦の始皇帝も不老の薬として大切にしていたそうです。また、世界三大美女の楊貴妃は若さと美しさを保つために、白キクラゲを食べていたそうです。日本では4000年以上前、縄文時代から好んで食べられていたと言われています。

まとめ

いかがでしたか?キノコは低カロリーでヘルシーなだけでなく、健康にも美容にも効果的な栄養素がたっぷり。さらにお財布にも優しいときたら、言うことないですね。いろいろな調理方法がありますが、水に溶けやすい栄養素もあるので、溶け出した栄養素も全て身体に取り入れることができるリゾットは理想的だと言えます。ぜひリゾットにはキノコを使ってみてくださいね。

前半はこちらから↓
リゾットに合うおすすめのキノコ〜栄養価についても解説〜<前半>